本が好き。

とりわけ、お仕事小説が好きです。

ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~

 

 ビブリアは前作までは全部読んでいたけど、栞子さんの娘・扉子が出てくるこの新章は気になりつつも読んでいませんでした。

頭の中の「そのうち読むリスト」に入っていたのに、こないだ図書館でたまたま見つけるまで、忘れてました・・・。

 

 

この作品の前に出た1~7巻で、本が読めない大輔くんと、本のこと以外の話は苦手な栞子さんが出会い、やっとのことで結ばれました。

細かくは覚えてないけど、古書にまつわる数々の謎を解いていったり、栞子さんが事件に巻き込まれてケガをしてしまったりと、いろいろあった気がします。

 

 

大輔くんと栞子さんの娘・扉子(とびらこ)は母親そっくりの外見で、しかも本が大好き。

今作は、本好きの娘に対して栞子さんが、自身やその周囲の人の古書にまつわる事エピソードを語っていく・・・という風に進んでいきます。

 

個人的には、第2話の『俺と母さんの思い出の本』が好きです。

いつもみたいに、その話に出てくる作品の名前がタイトルになっているのではなく、この話は「思い出の本」が何なのか最後の方で明らかになります。

ビブリアシリーズでは珍しい感じの本でした^^

 

 

著者のあとがきに、「(扉子は)今後も物語の中で成長していく予定です」とあるので、続きも出るみたいです。

次は「読むリスト」から外れないようにしないと・・・